涙枯れ声尽きるまで

2015年11月15日 19:15

聖書箇所: 哀歌2章

私達は神の言葉を真ん中にして、この御言葉に従うのかそれとも退けて生きるかによって、その結果は祝福かのろいか、命か死かに結論がはっきりと分かれます。
個人に対してもそうであるように、実にこの国は神の御言葉を長きに渡り退け続けて来た国であるのですから、その結果がのろいであり、滅びに向かっていると語ったとしても、何の不思議もない当たり前の事実と言えます。
しかしその事実があまりに深刻な故、それをそのまま捉え、語る者はあまりに少なく、むしろそのようなことを語ることがあまり人に喜ばれないため、語られなくなっているというのが現状ではないでしょうか。
しかし今ひとたび神の御言葉の前に立ち、この国が滅びに向かっていると言う厳粛な事実の前に、またその結果が如何に悲惨な現実に向かっているのかということを、選民であるイスラエルでさえその滅び(バビロン捕囚)の現実から逃れ得なかったところから、私達は真剣に向き合う必要があるのです。
その上でこの滅びを唯一覆せる救いを与える唯一の名、救い主イエスキリストの御名を知る者として、涙枯れるまでとりなしの祈りの涙を流し、たとえこの命尽きようとこの声尽きるまで福音を語り続けなければなりません。
この地が滅びるのを、主ご自身があきらめることなく、断腸の思いで見つめ続けながら、涙を流し続け、今もなお、ご自身を十字架につけ、私達のためにご自身の血を流し肉を裂こうと願われる続ける限り。
今主がこの国に生きる兄弟姉妹に対して語られているご自身の御旨に、心から耳を傾けて行きたいと思います。


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