天国は近づいた

2016年07月10日 19:21

聖書箇所: マタイ4:17

主は「悔い改めよ、天国は近づいた【マタイ4:17】」と高らかに宣言され、宣教を始められました。
これは天の王国の王が直接、この地に宣言される言葉であり、本来のこの天地の主権者がこの地に来られたということを意味することです。
そして、この方が王として来られた以上、この方は王座に着かれ、全地を支配し統べ治めるために来られたのです。
この王座は私達の内にあります。私達こそ、この王座の置かれ全地を統べ治めるために備えられた、神の永遠の都と呼ばれる者であり、この方の永遠に住まわれる主の宮であるのです。
だからまず、私達がこの王座に、私達の心の王座から私達自身が下りて、王を迎える必要があるのです。
もしも私達がこの王座に自ら君臨し続けるのであれば、私達はむしろ罪の奴隷となり、死の恐怖の内にサタンの奴隷となり続けるのです。
私達は永遠の都新しいエルサレムであり、キリストの花嫁と呼ばれる者、決して自らの欲望を自らで(神から離れて)満たしサタンと姦淫を犯し続ける大バビロンと言われる都、大淫婦となってはならないのです。
だから主はまず私達に語られます。「悔い改めよ、天国は近づいた【マタイ4:17】」と。
神の国はこの世とは全く逆の法則を持っています。
それは主ご自身が全てを満たす、主の圧倒的な愛の中にあるため、私達自身で自らを満たそうとするのではなく、むしろ何も寄りどころなく主に寄り頼む者、空の器にこそ主の御業は現れ、主の栄光は満ち溢れる御国。
さらにその恵みは私達が愛をもって分かち合う中に、さらに満ち溢れ、命の川は溢れ流れる。
そこに現された栄光を携え、私達はこの栄光を受けるべき方に、永遠の礼拝をささげる。
まさに、ここに天の御国の構図がそのままこの地に現れるのであり、私達はこのようにこの地に於いて、天の御国に生きる者とされているのです。
この恵みに生きる者私達は、だからこの苦しみ悩みの中に生きる世の人々に高らかに宣言するのです。「天国は近づいた【マタイ10:7】」と。


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