キリストの統治の到来2

2014年09月28日 18:43

聖書箇所: 1ヨハネ2:18,19

私達が終末の時代を今のこの国に見るとき、それでもどこが自分の生活や信仰に関わるのかという疑問に、敢えてこの現状を見て見ぬ姿勢をとってはいないでしょうか。
確かに、大艱難の時代の預言に見る反キリストや偽預言者と言った存在は今は登場していないかも知れません。
また大淫婦や大バビロンという都市も、解釈はいろいろあり、そういう意味では今のこの日常に何の関連があるのかと思うかも知れません。
しかし、その本質はすでに創世記の中に、語られており。
人に罪が入ったその経緯、アダムとエバと神とサタンの関係の中に、あるいはバベルの塔を築いた人間の姿の中に、キリストの花嫁と大淫婦の関係や、反キリストが誕生するまでの人の歩みなどが、密かに表されているのです。
つまりは、聖書の初めから、終末の時代に向けて、神に逆らう者達の働きはいつの時代も同じ根源から生まれてきているのであり、今私達が生きるこの時代においても、それは同様のことが言えるのです。
つまり今、主イエスがこの地上に来られたそのときから始まった終末の時代においては、一人の反キリストや偽預言者が登場する前にも、多くの反キリスト達や偽預言者達が登場しているのであり、また、それは私達クリスチャンの仲間達から現れることを聖書は語っています。
ですから、自分の日常や信仰生活と全く関係がないと思っていた現実は、実はすでにこの終末の影響を明確に受けていたのであり、注意して信仰に立たなければ、いつでも偽りの中に誘惑を受ける時代の中に私達は生きているのです。
今回は先週の「キリストの統治の到来」の続編として、終末の時代と関連して今の私達の信仰生活にまで視点を広げて、御言葉を分かち合いたいと思います。


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