キリストの統治の到来

2014年09月21日 19:53

聖書箇所: コロサイ2:14,15

私達のこの地上での戦いは血肉による戦いではありません。それは霊の戦いであり、目に見える戦いではないということを先週もお話しました。
そして、それはこの地においては、このやみの世の主権者であるサタンと、真の全地の主権者であられる神との、主権と支配の取り合いであり、私達は本人がそれを自覚しようとも、自覚せずとも、その戦いの最前線に位置しているのです。
その支配の取り合いは、まず心から始まり、生活の場、私達が遣わされた全ての場所、さらにはこの時代で、そしてこの世界中で繰り広げられています。
なぜなら、全ての位も主権も、支配も権威も、全ては御子なる主イエスキリストによって、御子のために、造られたのですが、この地上においては、やみの世の主権者サタンがこの支配と権威を自らのものとし、サタンにひざをかがめる者にその支配、権威を与え、栄華を与えようと、人々を誘惑し、彼らを悪魔に従う諸霊によって従えて、サタンと共に神に逆らい滅びる者を虎視眈々と拡大しようと、クリスチャンでさえその標的とされているからです。
世はこのような欲望への誘惑によって、サタンにひざをかがめた者達による支配構造と、権力争いの中で、サタンが喜ぶように、互いに争い、騙し、憎しみ、傷つけ、闇の中に人々を閉じ込め、永遠の滅びに導こうとするのです。
主イエスがそのようなサタンの誘惑に会われたのですから、私達が誘惑に会わないわけはないのですが、ただし主イエスがこの誘惑に立ち向かわれたように、私達も自らの欲望のなすままに誘惑に陥るのではなく、御言葉に立って、サタンに立ち向かわなければなりません。
なぜなら、このイエスはサタンが作り上げた、支配と権力の構造をご自身の十字架のみわざにより打ち砕き、キリストのみからだ(教会)にあって、その支配、権威、権力、権勢を足の下に置き、キリストと共にこの地をその構造から一新し、統べ治めるという驚くべきことを、まさに私達の生きる全ての場所で成そうと計画されているからです。
いや、このまさに終末的な日本の状況、滅びに一直線に進むこの国においては、このキリストの支配による、構造の一新がなければ、この国が滅びを免れることはないでしょう。
それほどに、今この国は神の喜ばない選択を日々選び続け、そのまいた種を滅びという形で刈り取らなければならないという、非常に危機的状況にあるのです。
だから、主はご自身が天地の主権者として立ち、この国にご自身を現し、この国をご自身の手で取り戻そうと計画されているのです。時は迫っています。
私達はこの方の計画に耳を傾け、歩みをしっかりと、クリスチャン、神の国から遣わされた者としての位置に立たなければなりません。それがこの国に立てられたクリスチャンとして責務であるからです。
今回はそのような意味において、私達の現在の立ち位置を聖書から見つめ直しながら、サタンの偽りを退け、御言葉にあってこの戦いに堅く立つために、分かち合いの時を持ちたいと思います。


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