新しい歩み

2014年08月15日 08:18

【エペソ4:20-24】
4:20 しかしあなたがたは、そのようにキリストに学んだのではなかった。
4:21 あなたがたはたしかに彼に聞き、彼にあって教えられて、イエスにある真理をそのまま学んだはずである。
4:22 すなわち、あなたがたは、以前の生活に属する、情欲に迷って滅び行く古き人を脱ぎ捨て、
4:23 心の深みまで新たにされて、
4:24 真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである。

ひとたび私達の内に「やみの中から光が照りいでよ」と仰せになり、私達の心を照して(2コリント4:6)下さった聖霊は今も私達の内に住まい、私達の心を照らしてキリストにある真理のそのままを私達に直接語り続けて下さいます。
なぜなら、この聖霊こそ我が内に住まうキリストであり、この方こそ真理そのものであり(ヨハネ14:6)、この方の内に神にある知恵と知識のいっさいがあって(コロサイ2:3)、むしろそれ以外に私達は真理を知る術がなく、その聖霊によるからこそ、聖書から真理を知ることができ、語られたメッセージに心よりもさらに深く霊の内からアーメンと言うことができるのです。
そのように霊とまこと(真理、御言葉)によって私達は、この内に与えられた新しい命にふさわしい生き方に導かれるのです。

【ローマ6:4】
6:4 すなわち、わたしたちは、その死にあずかるバプテスマによって、彼と共に葬られたのである。それは、キリストが父の栄光によって、死人の中からよみがえらされたように、わたしたちもまた、新しいいのちに生きるためである。

確かに私達は救われた当初、その救いの喜びの内に、これまで私達自身を捕らえる何かから解放され、何か新しくされたことへの希望を自然に感じていたことと思います。
これは私達がその時は何をも知らずとも、キリストにあって新生した感覚を聖霊が知っていたからでした。
この新生こそ、キリストと共に十字架につけられ私自身が死に、そのことにより古き人を脱ぎ捨て、主と共によみがえって、キリストにあって生きる、新しき人を着ることであり、それは私達の生き方そのものを根底から新しくするものです。
なぜなら私達はこの新しい命にあって生きるならば、私達のこれまでの、どのようにしても「情欲に迷って滅び行(エペソ4:22)」ってしまう生き方ではなく、その根底的性質ごと新たにされ、「真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着る」生き方をするようになるからです。(義と聖とは神にしかない性質であり、神の性質そのものです。)
つまり、この新しい命、聖霊なる神の性質にあずかって生きる、私達は聖霊により全く新しい者とされるのです。

【2ペテロ1:3,4】
1:3 いのちと信心とにかかわるすべてのことは、主イエスの神聖な力によって、わたしたちに与えられている。それは、ご自身の栄光と徳とによって、わたしたちを召されたかたを知る知識によるのである。
1:4 また、それらのものによって、尊く、大いなる約束が、わたしたちに与えられている。それは、あなたがたが、世にある欲のために滅びることを免れ、神の性質にあずかる者となるためである。

私達自身が元の生活に戻ってしまうのであればそれは何も意味を成しません。
これまで自らの思いで生き、自らの力で、自らの知恵と経験と判断で生き、自らに導かれるまま、自らのために生きる生き方を、そのまま続けるのであればせっかく救われ新しい命にあずかったとしても、古き人としての生活があなたを救われる前の生き方へと導くでしょう。
逆に新しき人を着て生きるとは、この新しい命に導かれて、神に全てをゆだねて、神を信じて、神のために生きる生き方であり、それは私達自身の力や生来持ってものでは到底及ばない、神の命の持つ神の性質にふさわしい生き方をすることなのです。
これまでの生き方は、内に生きる命が完全に変わってしまっているので、全く通用しないのですから、思い切った心の変革が必要です。
だから、「心の深みまで新た(エペソ4:23)」にし、その根底から自らを新しくする歩みに立ちましょう。
新しく生まれた者は古い生き方は不必要なのです。その全てを捨て、これまでの私では全く知らない、新しい生き方を聖霊に導かれて生きていきましょう。
また、これまで古き人としての歩みを続けてきたのであれば、これまでの生活を省み、悔い改めて、十字架の元に再び新しき者とされて、今日から新しき人としての歩みを始めてまいりましょう。

【2コリント5:17】
5:17 だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。

※今日の引用箇所です。ご参照下さい。

【2コリント4:6】
4:6 「やみの中から光が照りいでよ」と仰せになった神は、キリストの顔に輝く神の栄光の知識を明らかにするために、わたしたちの心を照して下さったのである。

【ヨハネ14:6】
14:6 わたしは道であり、真理であり、命である。

【コロサイ2:3】
2:3 キリストのうちには、知恵と知識との宝が、いっさい隠されている。

【ヨハネ16:13-14】
16:13 けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。それは自分から語るのではなく、その聞くところを語り、きたるべき事をあなたがたに知らせるであろう。
16:14 御霊はわたしに栄光を得させるであろう。わたしのものを受けて、それをあなたがたに知らせるからである。