主の計画への妨げ

2014年11月19日 12:37

【ネヘミヤ2:20】
2:20 わたしは彼らに答えて言った、「天の神がわれわれを恵まれるので、そのしもべであるわれわれは奮い立って築くのである。しかしあなたがたはエルサレムに何の分もなく、権利もなく、記念もない」。

神の計画を進めようとするとき、必ず妨げは入ります。
その計画が神にあって大きな意味を持つものであればあるほどその攻撃は激しいものとなります。
それは霊的な戦い。サタンから来るものです。
いうまでもなくサタンは神の計画が進むことをとことん嫌い妨げようと、神の栄光をいかようにしても退け、人の栄光にすり替えることや、神を汚すこと、恥とするようなことをこの地上に現さんと、虎視眈々とその時を狙って(1ペテロ5:8,9)います。
ですから、私達が本当に神の御心を知ろうとすることを妨げ、日常の雑事に埋没させ、また霊的な目、信仰の目を閉ざして眠らせよう(ルカ21:34-36,黙示録3:14-22)ともします。
また主の御心が成就することを願い、神に従おうとする人々に、精神的にも物理的にも妨げを仕掛け、あるいは偽りを語って精神的に追いつめたり、絶望させたり、惑わしたりして、主の御心がどこにあるのかすらわからないように仕向けたり、物理的に妨げたり、攻撃を仕掛けたりして、計画を完成させず途中であきらめさせようと、ありとあらあゆる手段で神の計画の成就を妨げてきます。(ネヘミヤ4,6章,13:4-9)
さらに残念なことですが、たとえ兄弟姉妹であったとしても、人の思いが利用されて、神の計画を止めさせようとすることは珍しいことではない(マタイ16:21-23,使徒行伝21:10-14)のです。
ですから、ひとたび主の御心を私達が受け取ったときから、その戦いが始まるのですから、それを主の御手によって成し遂げていただけるよう祈る(詩篇37:5)必要があります。
主の御心であればあるほど、人の力で成就することは、どんなに簡単に見えることでも困難になるからです。
また、そうして祈ることで進めようとしている計画が本当に主からのものであるのかどうか、さらに確かなものとなっていきます。
というのは、もちろん神ご自身から私達の思いや計画を止められているから、計画の遂行が妨げられているということもあり得るからです。
主に祈りを重ねるとき、その答えは確かになっていきます。
その計画を押し進めることに、目の前にある状況がいかなるものであっても、あるいはどれほど敵対するものが多くとも、どれほど計画を頓挫させるような真実めいた言葉を聞いたとしても、そこに主から来る深い平安があり、その計画を進めるよう主からの迫りがあり、また止めることのできない情熱が主の熱心から溢れるのであれば、そしてそれが主のため、主の栄光が現されるためのものであり、そのためにどのような犠牲をも、敵対をも、越えてその思いが消えないのであれば、それは確かに主の思いと言えるでしょう。
そうです。その妨げを、攻撃を、越えてまで、成し遂げるべきことこそ、真の主の計画です。
そういう意味であれば、私達の歩みに攻撃のない状態が続くということは、むしろ、今の歩みが神にあって意味のあることではないのかも知れません。
自らの思いのみで進んでいる道のりであるかも知れないと、もう一度主のために生きようと、主にあって自らの思いと歩みを確認する必要があるでしょう。

以上を顧みて、総じて言えることは、
ですから、主の計画を進めるときには、サタンからの攻撃があるのだということです。
だからこそ、私達はしっかりと立って、主に祈り、サタンと戦う必要がある(エペソ6:10-18)のです。
主の計画には全能の主の力が注がれます。その主の恵みにより、私達は計画を築いていくのです。

この計画を妨げる全ての者にはっきりと宣言しましょう。
神の国に、天のエルサレムに、継ぐべき地を持たない、権利もない、それまで主と共に歩んだ記念もない者よ。退け。手を触れるな。これは主の計画であると。

【ネヘミヤ2:20】
2:20 わたしは彼らに答えて言った、「天の神がわれわれを恵まれるので、そのしもべであるわれわれは奮い立って築くのである。しかしあなたがたはエルサレムに何の分もなく、権利もなく、記念もない」。

※今日の引用箇所です。ご参照下さい。

【ネヘミヤ2:11-20】
2:11 わたしはエルサレムに着いて、そこに三日滞在した後、
2:12 夜中に起き出た。数人の者がわたしに伴ったが、わたしは、神がエルサレムのためになそうとして、わたしの心に入れられたことを、だれにも告げ知らせず、またわたしが乗った獣のほかには、獣をつれて行かなかった。
2:13 わたしは夜中に出て谷の門を通り、龍の井戸および糞の門に行って、エルサレムのくずれた城壁や、火に焼かれた門を調査し、
2:14 また泉の門および王の池に行ったが、わたしの乗っている獣の通るべき所もなかった。
2:15 わたしはまたその夜のうちに谷に沿って上り、城壁を調査したうえ、身をめぐらして、谷の門を通って帰った。
2:16 つかさたちは、わたしがどこへ行ったか、何をしたかを知らなかった。わたしはまたユダヤ人にも、祭司たちにも、尊い人たちにも、つかさたちにも、その他工事をする人々にもまだ知らせなかった。
2:17 しかしわたしはついに彼らに言った、「あなたがたの見るとおり、われわれは難局にある。エルサレムは荒廃し、その門は火に焼かれた。さあ、われわれは再び世のはずかしめをうけることのないように、エルサレムの城壁を築こう」。
2:18 そして、わたしの神がよくわたしを助けられたことを彼らに告げ、また王がわたしに語られた言葉をも告げたので、彼らは「さあ、立ち上がって築こう」と言い、奮い立って、この良きわざに着手しようとした。
2:19 ところがホロニびとサンバラテ、アンモンびと奴隷トビヤおよびアラビヤびとガシムがこれを聞いて、われわれをあざけり、われわれを侮って言った、「あなたがたは何をするのか、王に反逆しようとするのか」。
2:20 わたしは彼らに答えて言った、「天の神がわれわれを恵まれるので、そのしもべであるわれわれは奮い立って築くのである。しかしあなたがたはエルサレムに何の分もなく、権利もなく、記念もない」。

【1ペテロ5:8,9】
5:8 身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。
5:9 この悪魔にむかい、信仰にかたく立って、抵抗しなさい。あなたがたのよく知っているとおり、全世界にいるあなたがたの兄弟たちも、同じような苦しみの数々に会っているのである。

【ルカ21:34-36】
21:34 あなたがたが放縦や、泥酔や、世の煩いのために心が鈍っているうちに、思いがけないとき、その日がわなのようにあなたがたを捕えることがないように、よく注意していなさい。
21:35 その日は地の全面に住むすべての人に臨むのであるから。
21:36 これらの起ろうとしているすべての事からのがれて、人の子の前に立つことができるように、絶えず目をさまして祈っていなさい」。

【黙示録3:14-22】
3:14 ラオデキヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『アァメンたる者、忠実な、まことの証人、神に造られたものの根源であるかたが、次のように言われる。
3:15 わたしはあなたのわざを知っている。あなたは冷たくもなく、熱くもない。むしろ、冷たいか熱いかであってほしい。
3:16 このように、熱くもなく、冷たくもなく、なまぬるいので、あなたを口から吐き出そう。
3:17 あなたは、自分は富んでいる、豊かになった、なんの不自由もないと言っているが、実は、あなた自身がみじめな者、あわれむべき者、貧しい者、目の見えない者、裸な者であることに気がついていない。
3:18 そこで、あなたに勧める。富む者となるために、わたしから火で精錬された金を買い、また、あなたの裸の恥をさらさないため身に着けるように、白い衣を買いなさい。また、見えるようになるため、目にぬる目薬を買いなさい。
3:19 すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい。
3:20 見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう。
3:21 勝利を得る者には、わたしと共にわたしの座につかせよう。それはちょうど、わたしが勝利を得てわたしの父と共にその御座についたのと同様である。
3:22 耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』」。

【マタイ16:21-23】
16:21 この時から、イエス・キリストは、自分が必ずエルサレムに行き、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえるべきことを、弟子たちに示しはじめられた。
16:22 すると、ペテロはイエスをわきへ引き寄せて、いさめはじめ、「主よ、とんでもないことです。そんなことがあるはずはございません」と言った。
16:23 イエスは振り向いて、ペテロに言われた、「サタンよ、引きさがれ。わたしの邪魔をする者だ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」。

【使徒行伝21:10-14】
21:10 幾日か滞在している間に、アガボという預言者がユダヤから下ってきた。
21:11 そして、わたしたちのところにきて、パウロの帯を取り、それで自分の手足を縛って言った、「聖霊がこうお告げになっている、『この帯の持ち主を、ユダヤ人たちがエルサレムでこのように縛って、異邦人の手に渡すであろう』」。
21:12 わたしたちはこれを聞いて、土地の人たちと一緒になって、エルサレムには上って行かないようにと、パウロに願い続けた。
21:13 その時パウロは答えた、「あなたがたは、泣いたり、わたしの心をくじいたりして、いったい、どうしようとするのか。わたしは、主イエスの名のためなら、エルサレムで縛られるだけでなく、死ぬことをも覚悟しているのだ」。
21:14 こうして、パウロが勧告を聞きいれてくれないので、わたしたちは「主のみこころが行われますように」と言っただけで、それ以上、何も言わなかった。

【詩篇37:5(新改訳)】
37:5 あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。

【エペソ6:10-18】
6:10 最後に言う。主にあって、その偉大な力によって、強くなりなさい。
6:11 悪魔の策略に対抗して立ちうるために、神の武具で身を固めなさい。
6:12 わたしたちの戦いは、血肉に対するものではなく、もろもろの支配と、権威と、やみの世の主権者、また天上にいる悪の霊に対する戦いである。
6:13 それだから、悪しき日にあたって、よく抵抗し、完全に勝ち抜いて、堅く立ちうるために、神の武具を身につけなさい。
6:14 すなわち、立って真理の帯を腰にしめ、正義の胸当を胸につけ、
6:15 平和の福音の備えを足にはき、
6:16 その上に、信仰のたてを手に取りなさい。それをもって、悪しき者の放つ火の矢を消すことができるであろう。
6:17 また、救のかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち、神の言を取りなさい。
6:18 絶えず祈と願いをし、どんな時でも御霊によって祈り、そのために目をさましてうむことがなく、すべての聖徒のために祈りつづけなさい。