主が立ち上がられる

2014年10月10日 02:42

【ゼカリヤ2:13】
2:13 すべて肉なる者よ、主の前に静まれ。主はその聖なるすみかから立ちあがられたからである。

これまで多くの兄弟姉妹がリバイバルのために祈り、あるいは疲れ、あるいは傷つき、失望し、あきらめかけている方も多くあるのではないでしょうか。
主を待ち望むことがあまりに長く、人の思いが、力が、尽き果てるほどの忍耐を必要としたことでしょう。
しかし、人の力が尽きるときこそ、神の現れるときです。
なぜなら、人の力が尽きたからこそ、全てが神の力のみによって現された、神のみの栄光であることがわかるからです。神は人に栄光を渡されることがないのです。
今日、ゼカリヤの語ったこの預言も、バビロン捕囚から七十年経過した後(ゼカリヤ1:12)に語られたものであり、まさしく人の力が尽きるに充分な時間の経過した後でした。
七十年と言えば聖書が語る人の一生が終わる時間(詩篇90:10)であり、一世代がまるまる入れ替わる時間ということができます。
しかし、バビロンからの帰還が預言されていたのは、バビロンに捕囚をされるはるか以前(レビ記26章)のことであったのです。
つまりはバビロンに捕囚されていたイスラエルの民は、バビロンでの奴隷生活から解放され、エルサレムに帰還することをどれほど神に叫び、悔い改め、とりなし、祈りを重ねてきたことでしょう。
その一世代が尽きる時までの、それほどの時間を要して始めて、一つの国が神に立ち返るという神の預言が成就したのです。
この国も、先の大戦の敗戦の苦しみの中、神の福音は語られ続け、多くの宣教者達が、兄弟姉妹達が、この国のために祈ったことでしょう。
そして、今この国はそれから七十年の時を経ようとしています。
主がこの国を訪れてくださること。この国にリバイバルが来ること。この国が神に立ち返ること。
人の力が尽き、あきらめ始めた時こそ、神御自身が現れるときなのです。
それが今からであると主は語られています。

あなたはそのことを信じるでしょうか。

【ヨハネ20:29】
20:29 「あなたはわたしを見たので信じたのか。見ないで信ずる者は、さいわいである」。

神はあなたの祈りを一つも聞き漏らすことはありません。あなたが言葉にできないほどの思いすらご存知で、そのすべてを覚えておられ、無にされることはないのです。

【詩篇139:1-4】
139:1 主よ、あなたはわたしを探り、わたしを知りつくされました。
139:2 あなたはわがすわるをも、立つをも知り、遠くからわが思いをわきまえられます。
139:3 あなたはわが歩むをも、伏すをも探り出し、わがもろもろの道をことごとく知っておられます。
139:4 わたしの舌に一言もないのに、主よ、あなたはことごとくそれを知られます。

あなたの重ねられてきた祈りは全て神の御手のうちにあり、今主はその祈りをもって、この国に望まれようと立ち上がられている。
このことを信じることができるのは、そしてそれを目の当たりにして心の底から主を喜ぶことができるのは、人知れず主にとりなし祈り続けたあなたなのです。
信仰の目を開け、主を見上げ、さあ、主がこの国に望まれるその日に向かって、備えて参りましょう。
主はあなたと共に働いてこの国を立ち返らせてくださるでしょう。
あなたの愛する人が滅びから永遠の命に移されるために。

※聖書の引用箇所になります。どうぞ、ご参照ください。

【詩篇90:10】
90:10 われらのよわいは七十年にすぎません。あるいは健やかであっても八十年でしょう。しかしその一生はただ、ほねおりと悩みであって、その過ぎゆくことは速く、われらは飛び去るのです。

【ゼカリヤ1:12】
1:12 すると主の使は言った、『万軍の主よ、あなたは、いつまでエルサレムとユダの町々とを、あわれんで下さらないのですか。あなたはお怒りになって、すでに七十年になりました』。

【レビ26:40-45】
26:40 しかし、彼らがもし、自分の罪と、先祖たちの罪、すなわち、わたしに反逆し、またわたしに逆らって歩んだことを告白するならば、
26:41 たといわたしが彼らに逆らって歩み、彼らを敵の国に引いて行っても、もし彼らの無割礼の心が砕かれ、あまんじて罪の罰を受けるならば、
26:42 そのときわたしはヤコブと結んだ契約を思い起し、またイサクと結んだ契約およびアブラハムと結んだ契約を思い起し、またその地を思い起すであろう。
26:43 しかし、彼らが地を離れて地が荒れ果てている間、地はその安息を楽しむであろう。彼らはまた、あまんじて罪の罰を受けるであろう。彼らがわたしのおきてを軽んじ、心にわたしの定めを忌みきらったからである。
26:44 それにもかかわらず、なおわたしは彼らが敵の国におるとき、彼らを捨てず、また忌みきらわず、彼らを滅ぼし尽さず、彼らと結んだわたしの契約を破ることをしないであろう。わたしは彼らの神、主だからである。
26:45 わたしは彼らの先祖たちと結んだ契約を彼らのために思い起すであろう。彼らはわたしがその神となるために国々の人の目の前で、エジプトの地から導き出した者である。わたしは主である』」。